【岡山】大改修を経て更に注目!新しくなった『岡山城(烏城)』が素晴らしい。

こんにちは。
岡山生まれ岡山育ち、岡山を推し続ける千藤です。

ところで岡山県民の皆さんに聞きたいのですが、
岡山に観光に行くからおすすめ教えて!と友人や知り合いに聞かれた際、
「岡山城」を勧めたことありますか?

私は
「あ〜…歴史好き?そんなでもない?
(じゃあ岡山城は勧めなくてもいいかな…)
あっ倉敷どう?古い街並み綺麗だよ!
おしゃれなお店もいっぱいあるよ!
南に行けば綺麗な瀬戸内海も見れておすs 以下略」
と毎度答えていました。

岡山城は昔行ったことがあるのですが、展示が退屈だった思い出しかありません。
友人を連れて行ったこともありますが、「中まではいい」とのことで
外から記念の写真を撮って終わったことも。
それよりも倉敷に案内したほうがうんと喜ばれました。

「復元天守でコンリート造りだしなあ…」と思ってしまって、あまり勧めないんですよね。
現存天守の方が見応えあるんじゃない?という個人的概念が消えないもので、
歴史やお城が好きな人には「備中松山城(岡山県高梁市)」を勧めていました。

でも今回、久しぶりに岡山城を訪れて
これは是非ともみんなにおすすめしたい!と純粋に感じました。
「コンクリート造りだしなあ」なんてしょうもない事言っている場合じゃないです。
現存か否かなんてちっぽけな差のように思えるほど、充実感のある観光となりました。
そんな「岡山城(烏城)」をご紹介します。

岡山城の基本情報

入場料

岡山城の城内に入るのは無料ですが、岡山城天守閣の中に入るのには入場料が必要です。

対象入場料金団体料金(20名以上)
大人【高校生以上】400円320円
小・中学生100円80円
未就学児無料無料
身体障がい者手帳などの交付を受けている方、岡山市内在住の65歳以上の方などは入場料が免除となります。詳しくは「入場料免除・割引対象者」ページをご覧ください。

上記は岡山城天守閣“だけ”に入るための入場料です。
他にお得な共通入場券があります。

共通券内容料金通常入場料との差額
岡山城天守閣 + 岡山後楽園640円−170円
岡山城天守閣 +
岡山後楽園 +
林原美術館
1,040円−270円
岡山城天守閣 +
岡山後楽園 +
夢二郷土美術館
1,280円−330円

こちらは本当にお得な共通入場券です。
岡山後楽園は大人410円、林原美術館は大人500円、夢二郷土美術館は大人800円がかかります。
もし時間がある旅でしたら、ぜひとも全部立ち寄っていただきたい。
頑張れば徒歩で回れる範囲内です!頑張れば!

開館時間・休館日

  • 開館時間 ー 9:00 〜 17:30(最終入場 17:00)
  • 休館日 ー 年末(12月29日~12月31日)

岡山城は基本的に年末以外にお休みは無いようです。
しかし、共通券で入れる林原美術館と夢二郷土美術館は月曜日が休館なので
同時に周ろうと思っている方は月曜日は避けた方がいいです。

交通アクセス

岡山城はJR岡山駅から少し離れた場所にあります。
なので駅から行く場合、路面電車かバスを使って向かうのをおすすめします。
移動にはそれなりに時間がかかるので、余裕を持った時間配分が大事。
荷物はコインロッカーかホテルに預けていく方がスムーズです。

  • 路面電車 ー 岡山駅前駅から東山行きに乗車、「城下」下車、徒歩約10分
  • 路線バス ー 岡電高屋行き・東山経由西大寺行きに乗車、「県庁前」下車、徒歩約5分

車で行く場合は下記の通り。

  • 自動車 ー 岡山ICから東に約20分

これ公式ページこう載っていたんですけど、大雑把な説明でふふってなりました。
東に約20分て…
ちなみに岡山駅や岡山城を含めた中心部は交通量が多く結構混みます。
かつ、大きい道を外れた裏道は一方通行だらけです。
初めて来る方はこの道路状況に右往左往すると思いますので、
ぜひ道はしっかり調べてきてくださいね。

また、岡山城専用の駐車場はありません
周辺にあるコインパーキングを利用する形になります。
岡山城天守閣に一番近い駐車場は「烏城公園駐車場」で、
岡山城と共通利用するとお得になったりするようです。
チェックしてみてください!

生まれ変わった「岡山城」のご紹介

岡山城の歴史と令和の大改修

岡山城の天守閣は1597年に宇喜多秀家が築城しました。
関ヶ原の戦いの3年前ですね。
しかしその関ヶ原の戦いで、豊臣家の重臣であった宇喜多氏は西軍についたため敗北。
そして徳川家康によって八丈島に配流されてしまします。
空っぽになった岡山城に入ったのは、関ヶ原の戦いでキーマンとなった小早川秀秋。
しかし小早川はわずか2年後に死去。
その後に池田恒興が入り、そのまま池田家が代々城主を務めます。

明治時代に御殿や櫓などを取り壊されてしまいましたが、天守閣は残っていました。
ところがその天守閣も第二次世界大戦の時に岡山空襲で焼け落ちます。
しかし1966年、鉄筋コンクリートにて再建。岡山のシンボルになります。
そんな築57年のお城に耐震補強やバリアフリー対応、全面的な塗り直しを行なったのが
今回の「令和の大改修(2021年7月〜2022年11月)」です。

【見どころ①】美しく蘇った「烏城」の外壁

岡山城は別名「烏城(うじょう)」といいます。
黒い下見板張りの外観がまるで烏のように真っ黒で、その名がつきました。
ちなみに黒いお城は豊臣秀吉の時代に建てられたものが多いそうです。
その後の徳川家康の時代は姫路城のように白いお城が多いんですって。
調べて初めて知りました。

岡山城は私が小さい頃に見た時から真っ黒でした。
まあちょっと…今思えば少し発色が良くなかったかな?というくらい。
でもまあ古いお城なんだしこんなもんでしょ、と思っていました。
だから今回の改修で塗り直したと言ってもそんな気づかないかな〜と。

いやさすがに美しすぎるて。

わかりますか??かなり発色の良い黒なんですよ…!!
ツヤッツヤで光も反射しています。それでいてどっしりと構えた落ち着きのある深み…
破風の眩しいほどの白と、瓦の金箔の部分がいいアクセントになっています。
本当に端の端までキラキラしていました。

記憶の中の岡山城はもっとかすれていたような…
これは一発で違いがわかります。さすが大改修。
中に入らなくても、ここからの眺めだけで満足してしまいそうな見応えです。

【見どころ②】歴史好きには堪らない「磯田道史氏の展示監修」

今回の大改修でのテーマは「歴史を伝える城、集う城」。
その監修を務められたのが磯田道史先生です。

歴史が好きで歴史の番組をアレコレ見てらっしゃる方は一発でわかるでしょう。
どの番組が有名でしょうか、所JAPANとかでしょうか?
他にも司会・解説などで様々な番組に出演されています。
著書も多数出版され、日本を代表する歴史学者と言われています。
磯田先生は岡山出身ということもあり、岡山市が監修を依頼したそうです。

テレビで何度か見たことのある磯田先生。
冷静な喋り口で、かつユーモアもあり、わかりやすく伝えることを心がけていらっしゃるイメージ。
展示もまさにそのイメージ通り。
しっかりとした多角的な歴史考察を踏まえながらも、端々に遊び心満載。
改修前は「興味ある人は見たら勉強になるだろうな〜」くらいのお堅めな展示でしたが、
改修後は「興味なくても大丈夫!お城ってすごいんだよ。歴史は面白いよ」と、
肩の力を抜いて息抜きをさせてくれる展示内容となっていました。

展示の説明板のイラストやデザインが程よくゆるくていいんですよね。
可愛いしおしゃれ。歴史が苦手な人でも楽しめそうです。
しかし内容は歴史上級者も暇をしないほどの作り込みよう。
地理歴史の教員免許を持っている夫も齧り付くように鑑賞していました。

まさに初心者から玄人まで、すべての人に
「歴史を伝える」ことを意識して作られていることがわかります。

展示内容の詳細は、ぜひ公式ページをご覧ください!

岡山城を知る – 令和の大改修の紹介 | 【公式】岡山城ウェブサイト

【見どころ③】体験型の展示で、子ども大人も楽しめる!

岡山城の1Fには体験・記念撮影コーナーがあります。
公式ページで初めてここの紹介を読んだ時、「子ども向けのコーナーかな?」と思っていました。
でも実際に行ってみると、アラサー夫婦の私たちまでしっかり楽しかったです!
その一部を紹介します。

こちらは刀のレプリカを触れるコーナー。太刀と脇差が置いてありました。
普通に重くてこれは振り回せんだろ…とわなわなしました。
他に火縄銃も置いていたのですが、こちらも重いしでかい!私の身長くらいあったような。
戦国時代の人は平均身長が低かったというので、さぞ筋肉を鍛えていたのでしょう。

当時の武将と身長を比べれるパネルもありました。
185cmの夫と並ぶと全然違います。遠近感がバグってる?
数字で見るよりこうやって体感する方がわかりやすくて面白いですね。

こちらは駕籠に入って写真を撮ることができます。
私たちの前におばさま3人組の方が体験していて、物珍しさからみなさんとても楽しそうでした。
その空気に誘われて私も中に。意外と狭いぞ…
感想は「エコノミー症候群になりそう」笑

その駕籠の近くに、昔のおトイレも展示されていました。
先ほどのおばさま達がやだもー!と笑ってらして、なになに?と思って覗き込んだら…

おやこれは立派な…

いやもう驚きました。
何にって、あの岡山城にこんな遊び心があるなんて、ってことに。
堅物なお城だと思っていたんですよ。それがこれですよ。
素晴らしい。好き。

1Fは他にもカフェスペースや着付けコーナーなどもあり、
広々として開放的なフロアでした。
展示を見て回った後にここで休憩してから外に出るのもいいですね。
子どもも大人も楽しめる、アミューズメント的なフロアでおすすめです!

最後に

岡山城は間違いなく岡山のシンボルなのですが、
おすすめの観光地かと言ったら「まあそんなに…」と思っていた今まで。
この令和の大改修で、本当に岡山城は生まれ変わりました。
友人を誘って行きたいし、聞かれたらぜひ紹介したい。

改めて歴史を学べたことも大きかったですね。展示が面白いんですよ。
それで自分でも色々ネットで調べて、その延長線でこの記事も書こうと思いました。
岡山を訪れることがあったら、ぜひ岡山城にお立ち寄りください。
胸を張っておすすめです!と言い切れます。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

岡山城と、旭川と、桃。

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