昔からなのですが、私は絵を描くのがすっごく遅いです。
構想で数時間、下書きで何日、線画で数時間、着色で何日…という風に、
完成するまでかなり時間がかかります。
一枚の絵が2週間以内にできたら上出来な方。
絵によっては一ヶ月とかかかってしまいます。
これが非常にコンプレックスなんですよね…
筆が早いと、SNSなどで公開している場合更新が多くなるじゃないですか。
そしたらいろんな人の目につく機会も増えて、フォロワーが増えたりいいねもらったり。
でも私は筆が遅いので更新頻度が少ないです。
そうなると見つけてもらえる機会が減って、いつまでも細々と活動しているだけになっちゃって。
とは言ってもね。
本当に絵が上手な方は、更新が多いとか少ないとか関係なくて
一枚の絵の魅力でどんどん拡散されて有名になるんだろうな。
私みたいな平凡な絵描きは数描いてアピールしなきゃ見つけてもらえない。
絵も平凡で数も描けない私の取り柄って何なんだろう、って考えてしまします。
そしてどんどんコンプレックスの闇が深くなっていく悪循環。笑
それで、なんで私は描くのが遅いんだろうと思って色々考えてみたんですが
どうも「失敗が怖い」という考えが根底にありそうなんです。
「思っているように描けなかったらどうしよう」
「パースが狂って本物っぽくならなかったらどうしよう」
「配色をミスって変な色になったらどうしよう」
なんて思いながら描いているんですよね…
これは高校でアカデミックな絵の教育を受けたのが効いている気がします。
いかに本物のように描けるかが試されたり、
評価される絵としての方向性を間違えたら修正されたり、
これが正しいとされた技術からはみ出たら減点されたり、が当たり前。
自由で正解が無かった高校以前の時の方が、絵を描くのが楽しかった気がしています。
思えば中学までは筆が遅かった訳ではなかったような。
自由帳やスケッチブックなんてすぐ無くなっていました。何度親にねだったことか。
自由に描けばいいって、間違っていたって自己表現ができればいいって
頭ではわかっているんですよ!
でも手が動かないんですよ…
アカデミックな勉強ができたことは間違いなく自分の技術のためになったし
すごく誇らしいことなんですけど、まさかの弊害が。
これは凝り固まってしまった自分の思考をほぐさないと…ということで、
最近は積極的に美術館に足を運んでいます。
するとやはり、作家の皆様は自由にいきいきと表現されていることを肌で感じます。
本当に勉強になるし、自分の「こうしなきゃ上手じゃない」という概念が
揉みほぐされていくような気持ちよさを体感できます。
確かに今は「失敗が怖い」という気持ちが勝ってしまって筆も遅いですが、
コリをほぐしていくと頭も手も自由に動くようになるのかな、と思っています。
コンプレックスは辛いですが、焦らず、地道に、やっていこう。
雑記でした。
掲載イラスト:「忘れ水」2023.2.20
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