【山口】子連れ旅行におすすめ。大人も楽しめる満足感のある展示が魅力の『徳山動物園』を訪れる。

こんにちは。千藤です。
今回は山口県周南市の「徳山動物園」をご紹介します。

子どもが生まれ、急に行く頻度が上がった動物園。
家族旅行先としてコレ入れとけばどうにかなるだろうという動物園。
果たして1歳の息子は楽しんでくれているのか不明な動物園…。

そんな魅力的な施設ですが、正直今まで訪れた中で何ヶ所かハズレがありました。
衛生面が気になったり、動物の飼育状況が良くなかったり、
そして子ども連れが多い場所にも関わらず配慮がう〜ん…という感じだったりなど。
下調べはきっちりして行くのですが、やはり実際に訪れると想像と違ったりしますよね。

しかし、「徳山動物園」は良い意味で期待を裏切られました。
実は市の運営する動物園ということで、正直あまり期待をしていなかったのです。
最低限の展示をしているだけなのかな〜なんて思っていました。
なんて失礼な先入観なんでしょう…土下座してもしきれない…
そんな想像をサクッと塗り替えられ、もはや感動すらした「徳山動物園」。
僭越ながらご紹介させていただきます。

徳山動物園の基本情報

徳山動物園について

徳山動物園は1960年に開園した歴史のある動物園です。
周南市中心部の住宅地の中にあり、広さは約5ヘクタールとコンパクトな広さ。
しかし約100種の動物たちを飼育・展示しており、間近に生態を観察することができます。
ちなみに、動物園一帯は旧徳山藩主毛利氏のお屋敷があった場所で
園内には毛利氏ゆかりの史跡があり、春には桜の名所としても有名のようです。
周南市の中でも特に人気のある観光地となっています。

開園時間

  • 夏時間(3月1日~10月19日)
    • 午前9時00分~午後5時00分
  • 冬時間(10月20日~2月末日)
    • 午前9時00分~午後4時30分
  • 休園日
    • 毎週火曜日(火曜日が祝日の場合はその翌日)
      年末(12月29日~12月31日)

※入園は閉園時間の30分前まで

入園料

区分料金
大人600円
小・中・高校生300円
未就学児無料
★周南市の小・中・高校生入園料免除
★周南市の障害者の方入園料免除
年間パスポート1,500円

さすが市立、安すぎる…!!

交通アクセス

電車で向かう

JR徳山駅 みゆき口(北口)より徒歩20分

バスで向かう

JR徳山駅 バスターミナル⑥・⑦より乗車、「動物園文化会館入口」下車 約10分

車(高速道路)で向かう

【山陽自動車道】
徳山西ICから国道2号を東へ約25分、文化会館交差点を左折
徳山東ICから国道2号を西へ約10分、文化会館交差点を右折

【中国自動車道】
鹿野ICから国道315号を南へ約30分、三田川交差点を右折後、文化会館交差点を右折

駐車場は動物園の付近にたくさんあります。
詳しくは公式HPでご確認ください。

ちなみに私たちが訪れたのは土曜日だったのですが、
南園第二駐車場が満車だったため三田川駐車場に駐車しました。
少し動物園から離れますが全然近かったです!

実際に訪れた旅行記

訪れたのは前回ご紹介した「防府天満宮」を訪れた同日の2025年11月1日。
午前中に防府天満宮、午後に徳山動物園という日程でした。

防府市と周南市は約30kmほど離れていますが、
山陽本線、山陽自動車道、国道2号線で繋がっており移動しやすい区間です。

動物園に到着したのは13時頃。
三田川駐車場からトコトコ移動し、南園の出入り口から入場しました。

なんとも素朴な出入り口…年季の入ったゲートがお出迎えしてくれます。
本当に失礼な話ですが、このような感じだったので
中も同じような雰囲気なのかな?と思ってしまいました。

南園

園内に入って率直な感想は「えっ綺麗だし広いぞ???」でした。
道は広くて段差もなく完全バリアフリー、ベビーカーもすいすい進みます。
檻や柵も年季が入ったものではなく、非常に綺麗です。

それもそのはず、徳山動物園は絶賛リニューアル改装中なのです。
2032年の完了を目指してプロジェクトが進行中とのこと。

引用元:徳山動物園「動物園リニューアル事業について」

コンセプトも素敵で今後のリニューアル内容がとても楽しみです。
あと7年後…絶対に再来訪しようと思います!

園内に入ってすぐの場所にゾウの展示スペースがありました。
日陰も設けられた広大なスペースで快適そうな空間です。
が、当の本人?本動物?がいません。
あれ?と思っていると、奥のゾウ舎の方に人々が向かっているのを発見。
早速後を追います。

これまた大きなビルのようなゾウ舎に入るといらっしゃいました。
立派な建物ですが、その中にあってもゾウの体の大きさは際立っています。

息子の渾身の指差が炸裂します。
ゾウ舎の中はしっかり整備されており非常に安全かつ衛生的で、
小さな子どもを乗せたベビーカーでも抵抗なく入れました。

ちなみに動物園から帰る直前にもう一度見に行ってみると、
外の柵の中でのんびり歩いている姿を見ることができました。
スローライフを楽しんでいるような穏やかな様子にほっこり。

ゾウの展示のお隣にはインドタテガミヤマアラシがお住まいでした。
人間を気にすることなくお食事に夢中のよう。
ヤマアラシのジレンマなんて言葉がありますが、
確かにこんなトゲがわっさわっさと生えていると近づけんわと思いました。

南園の北側に来ると人だかりができているエリアがありました。
人気の猛獣エリアです。

猛獣…猛…??
アムールトラが日向ぼっこしながらお昼寝していました。それはそれは気持ち良さそうに。
ほっかほかでふわふわなお腹を無防備にさらけ出してリラックス全開。
野生のやの字もないですが、幸せならOKです。

ライオンもいました。こちらもリラックスして寝そべっていました。
しかしさすが百獣の王、とても大きな体躯で正面に立つと檻があっても威圧感を感じます。
立派な立髪や毛並みを見ても大切に飼育されていることがわかります。

ライオンの横にはアカゲザルが展示されていました。
人間を見下ろしながらぼんやりしていました。
なんだかこのエリアはみんな暇そう笑

ここはまだリニューアル前のようで、動物たちは仮住まいだそうです。
今後どんな展示方法になるのか楽しみなエリアです。
この退屈そうな子たちが元気に歩き回れるような環境になってほしいですね。

トラやライオンを見た後に南園をぐるっと回ってみると、
なかなか面白い動物がたくさんいました。

ホンドタヌキ。真っ白な体毛のアルビノです。すごく珍しい。
2012年に岩国市で保護されたそうです。野生下だと目立つので天敵に狙われやすいそう。
というか2012年…?てことは現在少なくとも13歳以上だということですよね。
野生下だと4〜8年、飼育下だと10年以上とされるタヌキの寿命。
なかなかのご長寿であらせられます。

シロビタイムジオウム。鳥好きの私が特に好きなオウムです。
昔たまたま観た動画にて初めて存在を知ったのですが、
その動画内で飼い主さんと意思疎通しながら上手に遊んでいたのを鮮明に覚えています。
非常に知能が高く賢い鳥なのです。
いつか飼ってみたいなー!と思いましたが寿命が30年以上と知り頓挫しました。

シロフクロウ。お昼寝をしていました。
ハリーポッターにも登場しているフクロウで人気ですよね。
ハリーポッター観たことないですけど、そうですよね…?
なんとも言えない表情とふわふわの羽毛が可愛らしかったです。
ちなみにシロフクロウは真っ白だとオス、まだら模様だとメスだそうなので、
この子はメスなのかもしれないですね。

他にもまだまだたくさんの動物たちがいたのですが、
とてもここには収まりきりませんでした。
園内が広い&見応えがあるため、たっぷりと時間を確保することをお勧めします。

北園

南園の北側には北園に繋がる橋があります。
道路を挟んで北と南にエリアが分かれているのって珍しいですよね。
早速渡ります。

これまた年季の入った橋でした…
錆とひび割れが少々気になりますが、しっかりバリアフリーなのでベビーカーも快走です。
こちらもリニューアルで生まれ変わると信じています。

橋を降りると、リニューアル工事の真っ只中な様子が見れました。
まだ骨組みだけれどわかる、めちゃくちゃ大きな展示スペースが出来ようとしている…!

完成図のイラストが何枚か貼っていました。
様々な動物たち、建物、そしてくつろぎスペースような場所も見受けられます。
動物園と施設と公園が混ざったような施設になりそうですね。
完成が待ち遠しいです。

少し進むと突然大きな水槽が。
よくよく近付いてみると…

フンボルトペンギンたちが飼育されていました!
南米大陸が生息地で様々な要因から絶滅危惧種に指定されているにも関わらず
日本の気候が適していて日本では普通に繁殖しているあのフンボルトペンギンです。
徳山動物園でも数多く飼育されているようでした。
ガラス一枚でしか区切られておらず、かなりの至近距離で観察することができます。
この距離感に息子も興味津々です。

ペンギンエリアの反対側にふれあいゾーン「るんちゃ♪るんちゃ」というエリアがあります。
ウサギやモルモット、ヤギなどと触れ合うことができるようです。
室内には多くの親子連れの方々がいたのと、私たちも時間が無かったので入場を断念。
小動物と触れ合いたかった…

仕方がないので外のヤギを観察。
頼むせめてこっちを向いてくれ…寂しい…

遠目で綿菓子のようなウサギを観察。
いいなあ触りたかったなあ…

様々な展示を見ながら北園の奥に進むと、大きな建物がひょっこりと姿を現しました。
休憩所とかそういう感じかな?トイレ行きたいしちょうどいいや!と思い中に入ると…

驚きの吹き抜け空間。張り巡らされた木材が美しい。
ここは「自然学習館ねいちゃる」というそうで、
レクチャールームなどの学習機能、休憩スペースや授乳室などの利便施設機能、
動物たちを観察できる展示機能を兼ね揃えている施設です。

授乳室や多目的トイレが設置されているのが良いですね。
私も経験ありますが、大きな施設は全部回りきるのに時間がかかるので
すぐ授乳やおむつ替えの時間が来てしまいます。
こういう時に安心して使える綺麗なトイレや授乳室が完備されていたら安心です。
おまけに休憩もできる。子供連れには本当に助かるスペースです。

何やら水槽?水面が見えます。普通にありえない光景でワクワク。
近付いてみます。

なんと野鳥が観察できるエリアと面していました。
県内で見られる野鳥観察できるコーナーとのこと。
こういうのって日本全国探せばありそうですけど、
建物と水面が接しているのはそうそう無いのでは??かなり珍しいと思います。
水面をすいよすいよと泳ぐカモのあんよを堪能させていただきました。

すごい施設だね〜と言いながらトコトコ探索していると、

えっレッサーパンダおる…!!

いや実はレッサーパンダがいるのは知っていたんですが、
どこに展示されているかまでは知らなくて
園内をしっかり見てまわっても見つけれなかったんです。
見落としちゃったかな〜またの機会でいっか、と諦めて
最後の見学場所であるねいちゃるに入ったんですよ。
ここにおったんか…!!

園内マップで確かめろって話なんですけど、
ゲームの説明書とか読まずに進めていくタイプなんで全然確認していませんでした!
そっちの方がワクワクするんですよね〜

建物の壁に沿うような飼育スペースに展示されており、室内の廊下から観察できます。
そしてこれもまた近い。数十センチ先をのそのそ歩いていきます。
体毛…とりわけお耳や尻尾がふわふわしていてぬいぐるみみたいで可愛い。
なんとか写真に収めたいと奮闘しますが、ずっと動き回っていたので撮影が難しく
ほぼ残像のタワシが写っている写真ばかりが量産されました。

エレベーターで2階に上がると屋外に出ることができ、
今度は建物の外側からレッサーパンダを観察できます。
もちろんここまで完全バリアフリー。段差ひとつありません。
ベビーカーの運転が捗るぜ…!

はああ可愛い可愛い、モッフモフすぎる。
徳山動物園で飼育されているのはシセンレッサーパンダで、
標高の高いヒマラヤ山脈南東部の山岳地帯を生息地としています。
そのため寒さに非常に強く、体毛もふわふわの二重構造で寒冷地仕様だそう。
全力で触ってみたいなあ。

なんと飼育スペースの頭上はレッサーパンダが通り抜けできる通路が設置されており、
文字通り高みの見物をされます。すごく…いい…!
なんだかキャットウォークをしたから見上げているような…
漢字だと「小熊猫」と書くだけあってネコみたいですね。
でも種族的にはイタチ科に近いそうですよ。パンダでもネコでもなく。
ややこしいったらないですね。

おすすめポイントまとめ

おすすめポイント
  1. ゾウやライオン、レッサーパンダなど、様々な人気の動物が飼育されている
  2. リニューアル中で施設が新しく、安全面や衛生に安心感がある
  3. 園内が広く至る所に休憩できる場所があるので、子連れでもゆっくり回れる

個人的に、徳山動物園は今まで行った動物園の中でも
特に充実した時間を過ごすことができました。
しかし予想を裏切られまくって時間が全然足りず、なんとも悔いの残る訪問となりました…
絶対に再訪したいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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